6月23日にふれあいサロンを開催しました。
今回は皆さん方に特に関心が深い『認知症予防について』の講演会です。一般参加者は37名でスタッフを含めると46名と大盛況でした。
入り口では検温、手指の消毒とコロナ対策を引き続いて徹底して行いました。
講師はヤクルト健康教室で朝倉台でもおなじみの藪様です。
認知症という病気はなぜ発症するのか、から始まり完全な予防はできないが発症・進行を遅らせるにはどうすればよいか、など非常にわかりやすくポイントを突いたお話でみなさん自分の身にかかることなので真剣そのものです。
やはりベテラン講師だけあってユーモアあふれる話術にみなさん釘づけです。
2025年には5人に1人が認知症になると言われています。
だれでも認知症にかかる恐れがありますが、少しでも発症を遅らせるための日頃からの生活習慣の工夫について詳しくお話をしていただきました。
特にウォーキングなどの有酸素運動で全身の血のめぐりを良くし、頭の血のめぐりを良くするには人と会って話をすることが一番です。
人と話をするには話題を考えるので頭を使う上、適度な緊張感があるので認知症予防には最適ですというお話をしていただきました。
つい家に閉じこもりがちになりますが、外へ出て人との交流がいかに大切かという思いを新たにしました。
その点、福祉グループで行っている「いきいき百歳体操」はまさに認知症予防に最適です。
60名の会員さんが体操で体をほぐし、お友達と楽しくお話をされて皆さんいきいきとされています。今日のお話を聞いてこれが認知症予防であるという認識を新たにしました。
そして、最後に1分間体操として「365歩のマーチ」に合わせてイスにすわったままでの手足全身の体操を教えていただき、皆さん息を弾ませ楽しそうに体操をしておられました。
今回はベテラン講師の大変わかりやすく楽しいお話で非常に充実した講演会でした。
11月には「認知症予防パート2」という内容で今回の続編を計画していますので、ぜひ多数のご参加お待ちしております。
ボランティア朝倉台 福祉グループ リーダー 小西