5月16日(火)盛春クラブハイキング~香芝市の奇岩群、希勝「屯鶴峯」をメーンとしてハイキングを催行しました。

今回も快晴に恵まれ、23名(女性13名、男性10名)の参加の下、約7キロの道程を 全員元気に完歩しました。

日程は、午前9時30分、近鉄関屋駅を出発、楠木正成由来の「観音寺」をはじめ、太平洋戦争末期に造営された陸軍地下壕~奇勝(屯鶴峯)~大阪山口神社を巡り、午後1時40分無事大和朝倉駅に戻ってきました。

観音寺門前と境内です~。

【豆知識】

『観音寺』 高野山真言宗、創建は不明。楠木正成を戦から救った観音をお祀りする寺。 「矢受観音」「身代わり観音」として厄除け祈願の信仰を集めている。 由来は楠木正成が元弘元年(1331)赤坂城落城の後、一時田尻の里に身を隠したが敵の来襲があり一本の矢が正成の   胸を貫いた。不思議にも一滴の血も流れず何の傷痕もなかったという。早速正成は観音寺の本尊を拝すると、観音様の左胸から血が流れご尊体を朱に染めていた。正成は滝でご尊体を拭い、一心称名して一族同門とともにその信仰を深めた。

陸軍地下壕前です。

【豆知識】

『陸軍地下壕―西地下壕』太平洋戦争末期に造られた複雑な防空壕本土決戦を目前にした陸軍が、航空部隊・航空総軍の戦闘指令所として造営されたもので、東西二つの壕(全長約2キロ)に分かれており西地下壕は見学できる。※東地下壕は京都大学防災研究所付属地震予知研究センター屯鶴峯観測所として活動中。見学不可。

屯鶴峯(ドンズルボウ)西頂上より二上山を望む

屯鶴峯(ドンズルボウ)の景観

屯鶴峯入山口で

大坂山口神社で

【豆知識】
『大坂山口神社』
式内社。ご祭神は大仙祇命・須佐之男命・天児屋根命
古代大坂越えの大和から河内に至る入り口に位置し、近世ではな画を街道に面する交通の要衝に鎮座。
日本書紀によると崇神天皇9年3月(推定4世紀中葉)国内に疫病が蔓延したため悩まれていたある夜、
天皇の夢に神人が現れ「赤盾八枚、赤鉾八竿を以て墨坂(宇陀市)の神を祀れ、また、黒盾八枚、黒鉾八竿を以て
大坂神を祀れ」と宣う。天皇はその教えを通りに祀ったところ疫病は平癒し天下泰平となったという。

2023年06月01日