七夕祭り交流会として毎年開催していましたが、コロナ禍のため4年ぶりの開催となりました。
当日は3年生児童26名に学年担任M先生と安全確保のための教頭先生の2名、朝倉台から18名の高齢者の皆さん方にスタッフ9名を含めると総数55名で桜井市社会福祉協議会からも2名の担当の方が見学に来られました。
まず、児童と高齢者の皆さん方との対面によるアンケート聞き取りです。
児童が考えてきたアンケートに皆さん一生懸命に身を乗り出してお話をしておられ、普段は子供と接する機会が少ない高齢者の皆さん方は、とってもにこやかに楽しそうにされておられました。
次にみんなで七夕祭り笹飾りを作りました。
児童一人3~4枚の短冊にみんなが思い思いの願い事を書きます。
「お年寄りが長生きしますように」とか「高齢者が健康に暮らせますように」や、また「ケーキ屋さんになりたい」という夢のある願い事もありました。
先のアンケートにも「急にしんどくなったらどうするんですか」や「高いところの物を取る時はどうしていますか」などがあり、相手の立場に立って思いやるという純粋な気持ちが伝わってきます。
小学校3年生ですが、我々大人が恥ずかしいくらい相手を思いやるという純粋でしっかりした気持ちを持っています。
七夕交流会終了後、当交流会とも連携している朝小大応援団の朝倉台里山クラブ代表の坂口さんに、みんなで飾った笹飾りを小学校へ届けていただき、正面玄関へ飾っていただきました。
高齢者の皆さん方にとっては久しぶりに子供たちと楽しく過ごし、皆さんとてもにこやかで生き生きとされていて、また、子供たちにとっては地域の高齢者の皆さん方と身近に接することができた大変有意義な交流会でした。
(ボランティア朝倉台 福祉グループ リーダー 小西)