桜井市生活学校は、平成29年で設立50周年を迎えられ、現在57年目になります。
当会は、日々の生活に密着した活動を行い、住みよい桜井の町を目指 し、また、女性の地位向上のために活動されておられます。
第一部では、桜井市松井市長から【桜井市政について】一般会計決算の推移の説明があり、令和3年度~4年度大幅に黒字になっている、また、財政調整基金残高も平成26年には12億円になり、様々な事業を行うも、令和4年度には10億円の残高になってきていると。
第二部での『防災講演会』は、~暮らしと防災~《過去の自然災害を学び、我が事としてどう備えるか?》の演題でお話しさせていただきました。
奈良は昔から都があったとこやから安全、という何の根拠もない安全神話を信じている人が実に多い。
明日香村の「都塚古墳」が伊賀上野地震や東南海地震に地割れや亀裂が確認されており、過去の南海トラフ地震によって高松塚古墳にも亀裂が確認されている。
今後、30年以内に起こると想定されている南海トラフ巨大地震。自然災害の中でも頻繁に起こる線状降水帯の大雨による河川氾濫、堤防決壊、土砂災害が日本各地で発生している。
奈良盆地でも、昭和57年の王寺町、田原本町など大和川流域で広範囲な浸水被害になった
『57水害』。今後、10年に一度の大雨が奈良盆地に降った場合が心配されます。
桜井市生活学校の皆さま、長時間お聞きくださいまして誠にありがとうございました。
(坂 口)